【映画】ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

公開日: 2018/04/18 ★★★★★ クリスティン・スコット・トーマス ゲイリー・オールドマン 映画 辻一弘 洋画


評価:★★★★★(5点)
<★5→オススメ!/★4→まあまあ/★3→普通/★2→微妙/★1→観なくてよし>

監督

ジョー・ライト

脚本

アンソニー・マクカーテン(英語版)

製作総指揮

ジェームズ・ビドル

出演者

ゲイリー・オールドマン

ベン・メンデルソーン

クリスティン・スコット・トーマス

リリー・ジェームズ

スティーヴン・ディレイン

ロナルド・ピックアップ(英語版)

音楽

ダリオ・マリアネッリ

撮影

ブリュノ・デルボネル

編集

ヴァレリオ・ボネッリ

特殊メイク・ヘア&メイクデザイン(ゲイリー・オールドマン)

辻一弘

配給

ビターズ・エンド/パルコ

日本公開

2018/3/30

上映時間

125分

製作国

イギリス

鑑賞日

2018/4/18


STORY

第2次世界大戦勃発後、ナチスドイツの勢いはとどまることを知らず、フランスの陥落も近いとうわさされる中、英国にもドイツ軍侵攻の危機が迫っていた。ダンケルクで連合軍が苦戦を強いられている最中に、英国首相に着任したばかりのウィンストン・チャーチル(ゲイリー・オールドマン)がヨーロッパの命運を握ることになる。彼はヒトラーとの和平か徹底抗戦かという難問を突き付けられ……。

感想

ついに、ついに、ついに。『レオン』の頃から大好きな、ずっと見続けてきたゲイリー・オールドマンがアカデミー賞主演男優賞を受賞したあああああああ!ということで、作品見てきました。

歴史やら政治やらには疎い私でも十分に楽しめるわかりやすさ。きちんと事実を元にして丁寧に作っているのだろうけど、チャーチルその人の人間的な魅力?いや、それ以上にゲイリーの演技が素晴らしく自然で、ヒトラー相手に強硬路線とかどう想像しても怖すぎるのにイギリス国民の視点に立って応援したくなってしまった。客席にいる私も映画の中に出てくる大衆と同じように、彼の熱弁に心を鷲掴みにされていた。

チャーチルのあの可愛らしいキャラクターは本人そのままなのかな?もちろんゲイリーの演技によって良いところも悪いところも誇張されているところはあるだろうけど。美しい妻から私の豚ちゃんと呼ばれ、本人も自分のことを豚と呼んでふざけあったり意見しあったり、信頼と愛にあふれた会話がものすごくうらやましい気持ちになった。

日本人がアカデミー賞だ!わー!わー!わー!とテレビで騒がれていて、まだ公開前で誰も見ていないうちから彼の特殊メイクについて褒め称えるインタビュアーを沢山見かけたけれど、彼らは本当にちゃんと作品を見たのだろうかと疑問に思えた。あんなに淡々と、今回のメイクのこだわりは…とか、苦労した点は…なんて普通の質問ができるものなのかな?って。映画館できちんと作品を見た上で「すごい」と感じてそのことを伝えたインタビュアーはいたのかな。
私はメイクだってわかっていたはずなのに、席に座っている間中ずっとそのことを忘れて本気で見入ってしまっていて、そのくらいの熱量の映画だったと思うんだけど。


本当はもっと沢山見ているのだけど、ついつい億劫でログを残すのを後回しにしてしまう…自分が見てどう思ったか、作品名を見ても思い出せなくて後から同じ映画を借りてみてしまう事がないようにと始めたはずなのに。今月も毎週映画館に行っているから、ネタは山ほどあるはず。あとは気持ち…。

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