【映画】007/カジノ・ロワイヤル

公開日: 2016/04/17 ★★★★☆ 007 ダニエル・クレイグ マッツ・ミケルセン 映画 洋画

007

007 カジノ・ロワイヤル

評価:★★★★☆(4点)
<★5→オススメ!/★4→まあまあ/★3→普通/★2→微妙/★1→観なくてよし>

原題:007 Casino Royale

監督:マーティン・キャンベル

脚本:ニール・パーヴィス , ロバート・ウェイド , ポール・ハギス

原作:イアン・フレミング

製作:バーバラ・ブロッコリ , マイケル・G・ウィルソン

製作総指揮:アンソニー・ウェイ , カラム・マクドゥガル

出演者:ダニエル・クレイグ , エヴァ・グリーン , マッツ・ミケルセン

音楽:デヴィッド・アーノルド

主題歌:「You Know My Name」クリス・コーネル

撮影:フィル・メヒュー

編集:スチュアート・ベアード

配給:SPE , MGM , コロムビア映画

日本公開:2006/11/26

上映時間:144分

観賞日:2016/4/16

STORY

英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。

感想

ジェームズ・ボンド役がピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグに変わって最初の作品。
私はピアース・ブロスナンの英国紳士然とした顔立ちと立ち居振る舞いが好きで、
オックスフォード出身の設定のボンドには彼がピッタリ!と思っていたので、ダニエル・クレイグに変わると聞いて
当時おそらくショックを受けてたんでしょうね。
今までこのカジノ・ロワイヤルだけ観ずにきてしまいました。(しかしスカイフォールは映画館で観てる…ナゾ)

カジノ・ロワイヤルはボンドがダ00(ダブルオー)ナンバーをもらって最初の仕事、若い頃のボンドのお話。
ボーナスディスクの中で監督が語っていたけど、確かにピアースじゃ年齢が上すぎる…しかたない交代だったみたいですね〜。
そんなこと知る由もなく、「なにこの新しいボンド?!ずいぶんロシア顔じゃない??イギリス人に見えない!やだ!」
という感じで完全に食わず嫌いしていました。

そして、ダニエル・クレイグもまたボンド役を降り、新しい人へ交代するという噂で持ち切りの今、
あえてのカジノ・ロワイヤル!

めっちゃ良かったです。

食わず嫌いダメ、ゼッタイ。

不思議な魅力です、このボンド。
よく見ると瞳がすごく透き通った青で…ブロンドまつ毛で幅広ふたえの垂れ目!なんて私好みの目!(目だけ)
若返りを図りたかったと言う割に、けっこう老けてるけどね。

やっぱり当時、ボンド役に決まって相当叩かれたんでしょうか…ちょっと演技カタい感じします。
アクションシーンとかも少しぎこちないというか、力が入り過ぎというか、稼動域が狭い感。
スカイ・フォールを観た時はそんなこと感じなかったので、いい意味で力が抜けたんでしょうかね。

それからこのボンド、弱いです。弱いっていうか完璧さがない?
ダブルオー就任してすぐだから、まだ甘いし、油断するし隙もありまくるし、オイオイオイっていう事をする。
敵に捕まって、なぜか丸裸にされ、拷問を受けるシーンとかちょっと笑いそうになりました。
悪役に股間をしこたま殴られるっていうw
もっと残酷でもっと痛そうでもっとスマートな拷問ってあると思うの。
なぜに股間に縄を振り下ろすのか…男性には想像に難くないオソロシイ拷問なんですかね?

悪役ル・シッフルを演じている役者は、ドラマ版『ハンニバル』でレクター博士を演じてた人でした。マッツ・ミケルセン。
怖い!めっちゃ怖い!冷たい目が怖い!ハンニバルのイメージが強すぎて重ねてしまい、終始びくびく。
結果、この作品はハンニバルではないので(当たり前)そこまで狂気的なシーンもなく、冷たい表情だけが印象的でした。

ドラマ版ハンニバル、人気なかったのかすぐ終わっちゃったんですよね…
レッド・ドラゴンとハンニバルライジングの間のエピソードだから、そんなに長くはできなかったんだろうけど。。。。というのはまた別のエントリーで詳しく書きたいと思います。
ホラー好きなのでこれからホラーもがっつり語りますよ。

007と言えばボンドガールとのセクシーな絡みが定番だと思うのですが、これはそんなに露骨なシーンもなく、
家族で観ようと思えば見れます、ただ思春期だとキスシーンも気まずいか…

あと、これもめちゃくちゃ長いです。2時間超えるので途中でお腹すきます。
ポップコーン必須で観るべし!

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