【映画】ドラキュラZERO
公開日: 2016/04/25 ★★☆☆☆ ルーク・エヴァンス 映画 洋画
ドラキュラZERO |
STORY
トランシルバニア君主ヴラド・ドラキュラ(ルーク・エヴァンス)が統治する国は栄え、人々は平和に暮らしていた。だがある日、ヨーロッパ攻略を狙うオスマン帝国が、彼の息子を含む1,000人の少年の徴兵を要求してくる。愛する妻(サラ・ガドン)や息子と国を守るため、ヴラドは大国相手に反旗を翻し、古代より伝わる絶対的な闇の力と契約を交わす。
感想
ストーリーにはあまりひねりがないものの、妙に説得力がある。
アクションシーンは派手さがなくて、全体的に普通。 割と好感触な内容なのに★が少ないレビューをよく見るのはそのためかな。
実在した人物、ブラド公と吸血鬼伝説を絡めたフィクション。
愛する人や国民を守るために闇に落ちる。コウモリに姿を変えて飛び回るんだけど、
うーん。
国を、国民を守ると言いつつ、お妃と息子のことばっかり優先して助けにいっちゃう。
愛する妻を失うまで、頑なに人間の血を吸うまいとしていたのに
妻が死んだらタガが外れたように生き残った国民をどんどん吸血鬼にしちゃう。
闇落ちしてまで手に入れた力は、死なない身体とコウモリに姿を変えて飛び回れる能力だけ…
ちょっとだけ物足りない感。
主役のルーク・エヴァンスってオーランド・ブルームと似てる…思ったのは私だけなんだろうか。
彼の格好よさを存分に楽しみたい人にはもう少し強めにオススメできる。
数年前にVAMPS(バンド)が出したシングル曲「VAMPIRE'S LOVE」と世界観がかぶる。
特に映画のラストシーンなんかはそのまんま、VAMPSのMVのパロディ?と思える。
日本でのプロモーションソングにこの曲が選ばれた割には、特に露出していた印象がないのがもったいない。
MVの方を観たことがない人はみてみても良いかも。