【映画】シンゴジラ

公開日: 2016/09/10 ★★★★★ 庵野秀明 映画 石原さとみ 竹野内豊 長谷川博己 邦画

評価:★★★★★(5点)
<★5→オススメ!/★4→まあまあ/★3→普通/★2→微妙/★1→観なくてよし>

監督:庵野秀明(総監督),樋口真嗣(監督・特技監督)

脚本:庵野秀明

製作総指揮:山内章弘

出演者:長谷川博己,竹野内豊,石原さとみ

撮影:山田康介

編集:庵野秀明,佐藤敦紀

制作会社:東宝映画,シネバザール

製作会社:東宝

配給:東宝

日本公開:2016/7/29

上映時間:119分

観賞日:2016/09/10


STORY

東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。

感想

観終わってすぐの率直な気持ち。

「誰だよ庵野エヴァ撮ってろとか言ったやつ!」

石原さとみの演技なんとかしたらぁぁぁぁあ」

ゴジラ発生(ん?発生?誕生??)から首都横断から何から、舞台になった場所がモロ生活圏だったというのが大きいかもしれないけれど、すごくリアルに感じたゴジラでした!

ブチ切れたゴジラに自分が勤めてる会社のビルと思われる建物が燃やされたよ!!!

「お、おぉ…明後日会社休みだ…」

という不思議な臨場感(笑)

さらに、たまたまこの映画を観た場所が川崎。
上陸したゴジラが大田区やら川崎付近をうろうろするものだから

「いやいやこの映画館のすぐ近くじゃん、早く逃げなきゃ…ってこれ映画だったわ」

みたいな、虚構と現実の区切りがあいまいになる感覚が面白い。でもこれ、関東の地理に明るくない地方の人はどうやって楽しむのだろう??とも思いながら。

暴れるゴジラのCGを楽しむと言うよりも、日本政府のぐずぐずと皮肉っぽい早口のセリフを、ニヤニヤしながら観る感じ。

「無人在来線爆弾」という漢字表記に笑った。
ジワジワくる。
毎日お世話になっている在来線が、ゴジラに突進していくさまが何故か泣ける!!でも何故かは自分でもわからない!

思った以上に説明字幕が多くて、とにかく漢字だらけだし早口だしで、日本語版を観てるのに日本語追うのが大変なシーンも。

これを外国語に置換えるのって相当大変なんじゃ…。
吹替えのセリフとか字幕とか曲とかのローカライズって、その名の通りお国柄とかに合わせて面白さを最大限伝えるため、すっごく苦労しているんだろうなと…こういうの見ちゃうと想像に難くない。

だけどSNSとか見てると、どんな映画でも「わかってない」とか何とか言ってコケにして楽しんでる人って一定数いて、う~んと思う。でもそういう人も含めて多くの人に見てもらわないと伸びないしね。

とにかく私は期待以上に面白かった、というのが素直な感想です。

最後に1つ言わせてください。

私が一番好きなセリフは、石原さとみ
「ZARAはどこ?」です。


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